神様GOならぬ仏様GO!!
久々のブログでございます~!!
先月あたりからゆる~くしている「神様GO」という神社巡り。神社をただめぐるだけじゃなくて、ちょっとした目的をもって巡っております。(その目的は、まだ秘密♪)
今回は、神社ではなく、お寺にいったので、「仏様GO」と言ってみました^^
先に結論をいっておきます!
仏様、ゲットならず!!!
ってことで、ゆる~くお寺レポを!
あいにくの天気で、全体的にくらめの写真となっておりますがご了承を!
現在、東塔は修復中なので、西塔をパシャリ!
紅葉がキレイ^^
紅白の幕があるのおわかりでしょうか?
実は、今日はただの寺巡りではなく、母校から案内がきた「心の講座」をききにきたのでした!(薬師寺の管主さん着任のお祝い式の日で、それにあわせて講座をひらいたそうな)
心の講座、とっても参加者が多かったのですが、年齢層高め!そして、雨の中、2時間ほど野外で座ってきくという!!!!もう少し、寒い日だったら、確実に、心おれてた・・・
さてさて、1番目に講座をしてくださったのは、千住博さん。
この方、はじめてお目にかかった(というか、存在をはじめて知った)のですが、すっかりファンになってしまうほど^^
薬師寺では、千住さんの個展を現在されているのですが、光と滝をモチーフにされていて幻想的。
千住さんの今日のお話で印象的だったのが
・「日本文化の宇宙」という言葉
・光の色が集まって透明
・物質の色が集まると滅する色(グレー)
・芸術は目に見えないものを、表現している
ということ。
物質ばかりをおいかけ、重要視し、目に見えないものを見ようとしたり感じようとしないでいると、心がどんどんと乏しくなるんだな~となんとなしにおもったのです。
千住さんのあとに3人の奈良の大きなお寺のお坊さんのお話をきいたのですが、そのお三方の中のうちのおひとりがおっしゃっていたのが、「対面ではなすことが大事。少なくなってきているね~。いまどき、スマホなんかで、ちゃちゃちゃ~っとやりがちだからね」と。
そして、そのあと、東儀秀樹さんの雅楽の演奏も。
東儀さんも、「仰げば尊しが教科書から省かれていっている。理由を役人にきいたら、言葉がむずかしすぎるからだった。難しかったら、親や祖父母に聞けばいいし、なんとなく感じるものもあるはずだ。そこから、きづきや学びもあるはずなのですが」と(いうようなことを)おっしゃられていました。
簡素化・簡略化・効率化は経済至上主義の中で、と~っても重要視されてきたけれど、人と人とのご縁が薄くなっていたり、人の心が乏しくなっていっている可能性あるんだな~~と感じずにはいられませんでした。
昔からのものと大切にされている文化人・お坊さんのお話をきいて、頭ではなくて、心で捉える時間をもつことは、とっても大切だな~~~としみじみ。
大満足^^
そしてなにより、雅な音と書いて「雅楽」。ほんと雅でした^^
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人生を輝かせるカラダ学
安藤ともみ